学科PC 2015年度

目次

故障してしまったら

故障してしまった場合,ソフトウェアの設定を壊してしまい自力で復旧が困難な場合など, 田浦研までご連絡ください.

よくある問い合わせとして,
  • Windowsをインストールし直したらUbuntuが起動しなくなってしまった
  • Ubuntuのパーティションを削除したら,Windowsも起動しなくなってしまった
などがありますが,これらのソフトウェア的な問題に関しては, HDDのデータを消すことなく正常な状態に復帰させられる場合もあります. また,最悪の場合でも,田浦研には初期セットアップが完了した状態のマスターHDDを用意してあるので, マスターHDDを丸ごとコピーすることで簡単に初期セットアップ直後の状態に戻すことができます. もちろん,この作業を行った場合にはあなたのHDDに入っているデータは全て消えてしまいます. 当然のことですが,大切なデータを定期的にバックアップしておくことはとても大切です

カスタマイズしたい場合

前期実験g1g2g3および一部の後期実験ではUbuntuを使った統一的な環境で実験を進めることになっています. そのため,この学科用PCのUbuntu側には, 前期実験g1g2g3および一部の後期実験を進めるうえで必要となる各種ソフトウェアや環境設定を整えてあります. したがって,「Windowsなんて消したい!」とか「最新バージョンのUbuntuを入れてみたい!」とかそういうコアな希望もあるかとは思いますが, (余程の自信がある人以外は)Ubuntuを削除するなどの大幅なシステム構成の変更は絶対に避けてください. もちろん,各種ソフトウェアの追加インストール・カスタマイズ・ユーザの追加などは自由です. ただし,各種ソフトウェアに対して初期的に施している設定のなかには, 新たに追加したユーザに対しては自動的に反映されない設定も多々あるため, ユーザに関してはdenjoユーザを使用し続けることを強く勧めます

初期セットアップ時の作業ログ

学科用PCを初期セットアップしたときの作業ログを このページにまとめていますので, ソフトウェアの追加インストールやカスタマイズなどの際に参考にしてください. ただし,実際にこの作業ログ通りに再セットアップしようとすると相当に大変ですし, 作業内容を100%記述しているわけでもないので, 万が一学科用PCが故障してしまっても,この作業ログに従って自力で再セットアップしようとは考えず, 田浦研まで連絡してください.

コンセプト

この学科用PCの基本コンセプトは以下の通りです:
  • Windows 7 EnterpriseとUbuntu 14.04が両方利用可能(Windows 7は直接 起動できる環境と, Ubuntu 14.04の中で仮想マシンVirtualBoxを使って 起動する環境の2つがインストールされている).
  • Ubuntu 14.04環境が多くの演習・実験で使われる. それらの演習・実験がスムーズに進行できるように必要な環境を整備する.
  • インストールしたソフトウェアに関しては最低限の動作確認を行い, 既知のバグに関しては修正を施す.

インストールしているソフトウェア

Windows 7 Enterprise

デフォルトでインストールされているソフトウェアに加え, 以下のソフトウェアを追加インストールしています.
  • IEのGoogle Toolbar
  • Chrome
  • Adobe Acrobat Reader
  • ウイルスバスターCorp

Ubuntu 14.04

さらに,以下のソフトウェアを追加インストールしています. また,CapsLockとLeft Ctrlの位置を交換しています:
  • gcc
  • g++
  • emacs
  • ruby
  • gnuplot
  • valgrind
  • thunderbird
  • subversion
  • TeX
  • Sun JDK
  • nkf
  • netcat
  • ghostscript
  • vim
  • iperf